07日 7月 2024年
東側駐車場の中央に立ち、上北台駅からも望むことができることから、「慶性院のシンボルツリー」とも言われてきた大けやきを伐採することになりました。根元にベッコウタケが発生し、樹医の診察を受けたところ倒木の危険性があるとの診断でした。街路樹のケヤキが倒れて事故になったというニュースも見聞きしていることから、危険性を考えてやむなく伐採を決めました。大きな枝に葉を茂らし参拝者に夏の涼を与えてくれるなど、親しまれてきましたので大変残念です。伐採後に年輪を数えたところ、樹齢約110年ということで、当山が多摩湖からこの地に移転するより前からあったことが裏付けられました。長い時間境内を護ってくれた木ですから、製材し今後伽藍の整備に活用していく予定です。