新型コロナウイルス感染拡大に伴い、令和2年の施餓鬼会は檀信徒の皆さんや施餓鬼組寺の近隣寺院ご住職をお招きせず、住職・副住職のみで執り行うという異例の対応となりました。
例年と比べ寂しくも見えますが、供養する各霊のお名前を一つずつ読み上げ、本尊様をはじめとする多くの仏さまに悟りの世界へ魂の導きをお願いいたしました。
当日の様子を写真にてご紹介します。
本尊様の前で導師である住職が供養の修法を行います。
その手前では、職衆である副住職が諸仏・諸菩薩を讃えるお経をお唱えします。
本尊法楽の終盤には、大日如来・毘盧遮那仏のお名前を繰り返し、散華を撒いて改めておもてなしをします。
次にお導師様は施餓鬼壇の前に移り、水施餓鬼という作法で餓鬼への施しを行います。
この中でご供養する各霊のお名前を読み上げ、無魔施餓鬼法要を厳修することができました。