令和4年の大晦日は、3年ぶりに檀信徒の方々にも除夜の鐘を撞いていただくことができました。寒い夜になりましたが、風も穏やかで無魔祈願を厳修することができました。安全な催行に対して、当山総代・世話人の皆様のご協力をいただき、感謝を申し上げます。
新型コロナウイルスの流行が収まったとは言い難い状況で、参拝者に大好評であった特製甘酒の振る舞いなども控え、規模を縮小したため少し寂しい境内でした。
それでも、当山を信仰していただいている方々が、ご自身の手でこの1年間を振り返りながら、新しい年に向けてそれぞれの想いを持って不動の鐘を撞くことができる状況になったこと大変有難く感じました。一打一打撞く度に不動の真言を唱え、本尊様を通じてその想いが叶うようご祈願をさせていただきました。改めて皆様の幸多い一年をご祈念申し上げます。