第22回総本山長谷寺団体参拝(1日目)

当山22回目となる総本山長谷寺への団体参拝を4月30日から一泊二日で行いました。

令和5年は、宗祖弘法大師御誕生1250年記念として、長谷寺山内でも様々な記念行事が行われています。

長谷寺へ向かう途中には、同じ真言宗で室生派の大本山で女人高野として親しまれている山室生寺へ参拝しました。山門をくぐると、参道に沢山植えられた淡いピンクの石楠花(シャクナゲ)が迎えてくれました。自然石の階段を一歩ずつ上り、国宝「金堂」、「弥勒堂」、「灌頂堂」を拝んだ先に、朱色が大変美しい国宝「五重塔」が新緑の木立の中に佇んでいました。屋外では日本最小の五重塔だそうです。


1日目の長谷寺参りでは、通常のお参りでは立ち入れない「本坊」にて長谷寺執事様からのご講和を受け、弘法大師ご誕生1250年記念特別の稚児大師レリーフと褒状を授与されました。また、限定の”真魚ちゃん”を模ったお干菓子とお茶のお接待を受け、本山僧侶による境内の案内を受けました。ご案内の最後に、弘法大師ご誕生1250年記念で整備された御影堂にて稚児大師様へ甘茶をかけ無病息災をお祈りしました。「花の御寺」長谷寺を代表する花のぼたんは、例年に比べて開花時期が早まったこともあり、満開の時期は過ぎたものの、まだまだ見頃のぼたんが所々艶やかに咲き誇り参拝者の目を楽しませてくれていました。